確実に利益を出すための立ち上げノウハウ

予算の割合と売上げ予測

ポイントは「売上げ」ではなく「利益」


予算の割合と売上げ予測


■予算の割合

「ホームページに費やすべき予算の割合はどれくらいでしょうか。また売上げ予測はどのように行うのでしょうか」ちううたぐいの質問はよく受けます。
 通常、こういう場合、業種別等の「平均」を出して一般的特性にしたり、「今から始める人のための参考値」にしたりします。
 たとえば、「DMを出した場合のリターン率は3%とする」といったものです。ちなみにDMを出して3%のリターン率があるというのは、「スゴイ!」実績です。今は、よくても0.3%以下です。そして、それは「反応」「問い合わせ」を含んでいますので、「購買」になるとさらに1/10〜数1/10(要するに0.03%以下)になります。

■「予算」と「必要経費」の見積り

 「予算の割合」は「経費の使い方」によって変わってきます。最初のホームページを「自分で作る」か「業者に依頼する」かで初期費用が変わってきます。また、「業者に依頼する」場合も相手の業種・規模に応じて大きく変わってきます。個人事業者に頼めば、数万円から数十万円で済みますが、大手デザイン業者に頼めば数百万円はかかります。

 ランニングコストだって同じです。「何もしない」か、「すべて自分でやれば、直接のコストはゼロ円です。が、業者に管理・変更を頼めば数万円から数十万円かかります。プレゼント企画なども、それなりのコストがかかってきます。

 このように「予算(コスト)の絶対額」は、限りなくゼロ円から数百万円まで、かなり広い範囲があります。
 しかし「予算の割合」となると話は別です。ここでは「売上げ対比」で考えてみます。売上げが年間数千万円から数億円あれば、経費が数百万円かかったとしても、別段問題ではありません。しかし、月の売上げが数万円だとしたら、月3万円のコストだって「多い」ことになりますし、ホームページ開設の初期費用30万円だって、「とんでもなく高い!」ことになります。

 ということは結局「いくら売上げがあるのか?それ次第」ってことになるのです。

■売上げ予測

 あるショッピングモールのデータでは、04年11月現在で出店数1万店、モール各店の平均月商は194万円でした。
 しかし、売上げが[モール全体の平均値、という店ってのも見たことないくらい、現実には「儲かっている店」と「儲かっていない店」に分離しています。もっとはっきり言うと、一部の「儲かっている店」と大多数の「儲かっていない店」という図式になっています。現実社会と同じ構図というわけです。
 これを逆算すると



ポイントは「売上げ」ではなく「利益」

 一番問題なのは、「売り上げ」ではなく「利益」なのです。と言うことは「利益率」が高ければ、「売り上げ」が少なくても「キャッシュフロー=現金」はおおくくなるのです。売り上げを競うのは「お金持ち」の商法です。われわれ中小零細企業は「利益」を問うべきです。結局「いくら儲かったか?」なのです。そのためには「できるだけコストをかけない」「できるだけ手間をかけない」のがポイントなのです。

 ネットや雑誌に流れている情報には「ホームページ通販の成功の条件」みたいなものが多くあります。「専属の担当者を置く」とか「担当者の熱心さが重要」みたいな内容がほとんどです。さらにコンテンツの開発には、コンセプトだかなんだかが必要で・・・・と、ややこしい話ばかりです。要するに「われわれ専門家にお任せを」と言っているようです。

 こういう話を真に受けて正直にやったら、いくらお金がかかるかわかりません。「専属の担当者」なんて中傷零細にとっては「夢のまた夢」にすぎないのです。「よくわかってない人間が、片手間にできて、でも利益はしっかり欲しい」のが現実なのです。

 「確実に利益を出す為の立ち上げノウハウ」としては、

 1.イニシャルコスト(初期費用)を限りなくゼロ円に近くする=自分でやる
 2.販促費等の経費予算は、すべて「売り上げ」から逆算する。

 ということです。